広隆寺 仏像についてのニュース!!私にとっては貴重なニュースでした。
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1 極美の国宝仏 山本 勉 メディア設計発行年月:2002年06月 ページ数:37P サイズ:全集・双書 ISBN:9784901339209 本 その他
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| Q | 広隆寺の千手観音の情報を教えてください。こんにちは。大学のレポート作成で自分の興味のある仏像について書く課題が出たのですが、私は2~3年ほど前の春に行った京都で拝観した千手観音について書こうと思いました。しかし覚えていることといえば、広隆寺の霊宝館の中の弥勒菩薩に向かって右手側に安置されていた2mぐらいの像で、破損箇所がいくつか見られたことです。なので年代、作風、もし分かれば作者など、データが欲しいです。宜しくお願いします。閲覧ありがとうございました! |
| A | 貞観15年(872年)以前木造(乾漆併用) 彩色 像高264,0㎝大きさ・形状は「実録帳」金堂条に記載される「十一面四十手観世音菩薩檀像壱軀 立高八尺」にほぼ一致し、作風・技法にも九世紀の特徴が認められることから、「実録帳」記載の像に比定される。作風像の構造は頭・体の根幹部を檜の竪一材より彫り出し、背刳りを施したうえ、上半身から裳裾に至る背板を当てる。頭上面は、別材製柄差し。合掌手・宝鉢手は、肩・肘・手首で矧ぐ(両手の上膊部は左右とも各々共木)。脇手は各一材製。裙の両脚左右に張り出す部分、両足先など矧ぎ、足柄は台座上に立てる。表面は、部分的に木屎漆を盛ったうえ、全面に黒漆を塗り、白色の彩色下地を施す。発願は故従五位下安倍朝臣弟澄命婦。「資材帳」ですでに故人として記載されるから、、千手観音像の発願は「資材帳」が勘録された貞観15年(873)以前のことと考えることができる。週刊朝日百科 日本の国宝15「広隆寺」松田誠一郎責任編集「千手観音立像」松田誠一郎著より転載制作者は不明のようです。補足12月31日から大雪で自宅から車を出すことが出来ず、することがありません。引き続き転載しました。広隆寺の金堂には、延暦16年(797)に本尊として霊験薬師仏像が安置され、まもなく不空羂索観音檀像が造立された。弘仁9年の火災後は、承和3年(836)から貞観4年(862)まで広隆寺の別当の任にあった道昌が、その再興造営に当たった。この八尺の千手観音檀像は、金堂安置の仏像のうちでも、一丈七寸の不空羂索観音像と対をなす重要な尊像であり、道昌による再興造営のなかでも早い時期に着手されたと考えてもよい。すくなくともその作風から、講堂の両脇侍像よりは早い時期の造立と判断される。おそらく講堂の本尊像の造立と相前後しての制作であろう。ただし講堂本尊像との間にも手の違いがあり、作者を異にするとみられる。その違いには、両像の施主である永原氏と安倍氏の社会的な地位や財力の差が関係しているのであろう。 |
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